代表メッセージ
― わたしたちの想いを形に ―
看護師であることに、誇りをもてていますか
みなさんは、自分が看護師であることに誇りをもてていますか。看護師である自分が、好きですか。
私は、看護師たちは本来、看護が大好きな人たちだと思っています。看護を一生の仕事にしたいと願い、あの大変な看護学校(看護大学)時代を乗り越えてきた。それだけの覚悟と情熱をもって、看護師になったはずです。
けれど現実には、日々の業務に追われ、タスクをこなすことで精一杯になり、本当は大好きだったはずの「看護」を、いつの間にか見失ってしまっている——そんな現場も少なくないのではないでしょうか。
看護師は、一人ひとりが努力を重ね、国家試験に挑み、専門職として社会を支えています。それでも私は、看護師たちには、まだ発揮しきれていない力があると確信しています。もっと社会を変えていける力がある、と。
ただ、その力を活かせる環境が、今は十分に整っていないだけなのかもしれません。
なぜ、この事業をはじめたのか
私は、大学病院で8年間、急性期医療に携わってきました。救命と治療を最優先とする現場で、多くの患者さんと向き合う日々でした。
その一方で、在院日数は長く、治療の途中で亡くなっていく患者さんが後を絶たない現実もありました。
本当は家に帰れるはずなのに、帰れない。「家に帰りたい」と思ったときに、看護師である私は、その選択肢を患者さんに提示できていませんでした。
それは、私一人の問題ではありません。地域に、在宅医療の受け皿がなかったのです。
そして私は知りました。この日本には、24時間365日、「いま、帰りたい」を本気で叶えられる訪問看護ステーションが、ほとんど存在しないということを。
それならば——全国につくっていけばいい。
そう考えたことが、訪問看護ステーション「トータルケア」のはじまりです。
理想を、理想で終わらせないために
けれど、24時間365日運営するとなると、「看護師にとって大きな負担になるのではないか」そう感じる方が多いのも事実です。
だから私たちは、無理や根性論に頼るのではなく、仕組みで支える訪問看護を選びました。
それが、トータルケアの「働き方自由自在」です。
看護師の約90%は女性です。結婚、出産、子育て、介護など、ライフステージの変化によって、働き方を諦めてしまう現実があります。
だからこそ私たちは、一人で抱え込まない相談体制、チームで判断できる環境、短時間であっても役割を果たせる仕組みを、制度として整えてきました。
看護師にも、人生の選択肢を
患者さんには、自分の意思で生き方を選ぶ選択肢を。
そして看護師には、看護を続けながら、自分の人生も大切にする選択肢を。
トータルケアは、看護師一人ひとりの想いと専門性が、地域の医療を支える力になると信じています。
あなたが大切にしたい看護を、無理なく、誇りをもって続けられる場所でありたい。
その想いを胸に、私たちはこれからも、全国へトータルケアを広げていきます。
ようこそ、トータルケアへ。このページに出会ってくださったあなたは、私たちにとって大切な仲間です。一緒に、地域に必要とされる看護をつくっていきましょう。
訪問看護ステーション トータルケア代表
若松 冬美