訪問看護ステーション「トータルケア」について

about トータルケア
トータルケアは、株式会社Le-caldo が運営する訪問看護ステーションです。
私たちトータルケアは、看護師のみで構成されるジェネラリスト集団です。
私たちは多職種の仕事を
リスペクトしています。
訪問看護 トータルケア所沢 リカルド イメージ

看護師という職業は、比較的ほかの職業と業務内容が重複することが多く、何でも屋さんのように器用にサービスを提供することができてしまいます。私がやらなくちゃ!と事務仕事から雑用まで、頑張って引き受けてしまうのが看護師の特徴でもあります。しかし、そのために本来の仕事である、看護を提供していくことに影響してしまい、手一杯になってバーンアウトしてしまったら本末転倒ではないでしょうか。
例え看護師が対応できる仕事であっても、事務的なことは事務へ、掃除洗濯や買い物等の日常生活援助とおむつ交換等の身体介護はヘルパーへ、リハビリは専門のセラピストへ、と多職種へ積極的に依頼します。それぞれが役割を担当することで専門性が発揮され、患者の在宅療養が充実すると考えているからです。
また、看護の仕事以外を多職種に積極的に依頼することで、その地域の多職種事業所の経験値を高めることとなります。地域全体のサービスの底上げをすることができるのです。 これらの考えから私たちは、居宅介護支援事業所(ケアマネジャー)も持たず、リハビリ専門のセラピストもいない、看護師のみのステーションでいつづけています。


そして、在宅医療では様々な職種が連携し、患者が自宅で安全に療養できる環境を整えていきます。その中で、私たち訪問看護師の最も重要な仕事は「観察」です。月に一度、週に一度程度の訪問頻度の低い患者の状態の変化を見逃してはいけません。いつもと何かが違う、という状態の変化をいち早く察知して、医師やケアマネジャーと連携し医療介入や日々のサービス調整を依頼します。それぞれの職種がそれぞれの分野で最大限パフォーマンスを出すことができるためには、看護師が看護という仕事に専念することが重要であると考えています。

私たちはどのようなケースも
断ることなく、
すべての患者を受け入れます。
地域で生活する人々はみなさんが想像している以上に多様であり、十人十色様々な価値観をもっています。とてもお金持ちの人、老々介護の人、医療を受けたくない人、コンプライアンス不良な人、多様な家族構成の人、生活保護を受けている人、障害のある人、独居の人・・普通とはなんのことなのでしょうか。看護過程を展開するときのことを思い出してみてください。人には必ず個別性があり、一般的な概念に呼応してその人それぞれの持つ価値観や生き方をアセスメントします。私たちは地域で生活するすべての人の考え方や生き方を尊重します。そしてどのような状態の人であっても医療・看護を受ける権利があります。医療サービスにおいて、私たちは患者を「選ぶ」ことはしません。どんな困難なケースであったとしても、私たち看護師は多職種や連携機関と手を取り合いながら、その患者、家族と積極的にコミュニケーションをとり、今よりも少しでも良い方向へつながるよう、一緒に考える姿勢をとり続けます。そして、患者の希望を叶えることをけっしてあきらめません。
私たちは24時間365日
訪問看護を提供します。
患者の希望を叶えることをけっしてあきらめない。それは患者のもとへ訪問する時間帯に関しても同様です。病院でモーニングケア、イブニングケアがあるように、在宅医療の場でもそういったニーズは必ずあります。患者のスケジュールや家族の都合で、土日に訪問を希望することもあります。一日複数回、毎日訪問が必要なケースもあります。夜間消灯後にナースコールが鳴ることがあるように、在宅でも夜間に体調が変化することもあります。そのため、私たちは24時間365日、訪問看護を提供します。24時間365日稼働する訪問看護ステーションは社会の医療インフラであり、セーフティーネットとしての機能を持っているのです。
私たちトータルケアの
「ナースコール」
訪問看護 トータルケア所沢 リカルド イメージ
病院で患者が、ちょっと何かおかしいなと感じた時に利用してもらうのが「ナースコール」ですね。入院時に看護師は「お困りのことや何かあればナースコールを押してください」と患者の手もとにボタンを置いたり、握ってもらいます。私たちトータルケアでは患者や家族がステーションに電話することを、病院と同じように「ナースコール」と説明します。患者は緊急コールと説明されると、ちょっとした症状の変化を気軽に相談することができません。何かがおかしいという体のサインは、実は重大な症状の変化である可能性があります。そして、患者と家族は医療者ではありません。目の前で起こっている変化が何を示すかわからないのです。極端な例ではありますが、電話で「夫が転んでしまって少し頭を切ってしましました。」と連絡があり、緊急訪問したら縫合が必要なほどの裂傷があった、ということも実際に過去にはありました。少しの変化でも気になったらすぐに電話してもらうことで、対応できることは多々あります。患者と家族が電話するハードルを少しでも下げられるよう、緊急コールという言葉は使わず、「ナースコール」であると私たちは伝え続けます。
訪問看護ステーショントータルケア 募集要項
訪問看護ステーショントータルケア 公式LINE