実習と看護体験

実習と看護体験
私たちトータルケアでは、次世代育成プログラムの一環として、
看護学生の在宅看護実習と高校生の職場体験を受け入れています。
この取り組みには二つの大きな目的があります。

1.在宅医療と訪問看護をPRする

2.看護は暮らしの中にあり、
看護師もまた、
地域で生活する一員であると
知ってもらう

訪問看護 トータルケア所沢 リカルド 実習と訪問看護体験イメージ

訪問看護と聞くと、「ベテラン看護師がするもの」「第一線を退いた看護師がのんびり働くところ」
「働く看護師の年齢層が高い」と、引退が近い看護師が働く場所というイメージをお持ちの方が多いかと思います。
ところが、トータルケアで見学や実習をされた方からは「働いている看護師さんたちが想像していたより若かった。」
という言葉が本当によく出てきます。

トータルケアの看護師の年齢分布は広いのですが、その中で30代が多くを占めています。
徐々に20代の看護師が増えていて、2022年4月には初めて新卒看護師が就職しました。
しかし、私たちは看護師自身の年齢や、個人の看護師歴を重要視しません。
大切なのは、患者へ必要な看護ケアを届ける事だと、ご自身の目で見て確認していただきたいです。

そして、在宅医療の現場は看護の本質において第一線であり、
急性期のスタート地点であるということを知っていただきたいと思います。
私たちは看護師を目指す方、看護師という職業に興味を持ってくれた方たちに、
訪問看護を肌で感じてもらう事が次世代育成の第一歩だと考えています。

訪問看護 トータルケア所沢 リカルド 実習と看護体験 イメージ

看護学生の在宅看護実習

1.「患者が入院したその時から、退院へ向けての支援ができる看護師」
 の育成を目指しています。

在宅看護実習では、看護師が患者宅に訪問するのに同行し、訪問看護の実際を体験します。看護学生の皆さんに感じてきてもらいたいことはただ一つです。それは「暮らしの場に患者が戻ってもやっていける」という事です。看護学生のほとんどは、卒業後病院へ就職します。そこで病棟、手術室、外来等に配属されます。どこで働くことになっても、覚えていて欲しいことが一つあります。それは、あなたの目の前にいる患者は家に帰るために病院にいるのだということです。

患者は病院へ一歩足を踏み入れた瞬間から、帰ることが決まっています。帰るために入院して治療を受けているのです。病院へ勤めると、医療設備の整っていない暮らしの場へ患者を帰すことに不安を覚えたり、帰せないという思い込みが生じることがあります。その様な時に、トータルケアでの実習を思い出していただきたいのです。どのような状態の患者でも退院して暮らしの場に戻ることができるのだということを。

そして、患者が入院してきたその時から、退院し暮らしの場へ戻ることを視野に入れて援助ができる、またはそういった視点を持つ看護師でいてもらいたいと強く思っています。

2.実習と体験の受け入れは社会貢献であると位置付け、
それを可能にする規模を維持し、教育体制を整えています。

私たちは、地元の多くの診療医と連携し、どのような患者も受け入れ、24時間365日訪問看護を届けています。その力は、トータルケアの看護師がジェネラリスト集団であることに担保されています。そして、看護師が全力で看護に専念できるよう様々な仕組みと環境を整えています。その一つが、トータルケアの看護師に対する教育支援です。

私たちは、看護師一人ひとりが安心して訪問に行くことができるよう、独自の研修プログラムを構築しています。研修プログラムを終えた看護師は、訪問で経験を積みジェネラリストナースへと成長します。ジェネラリストナースが増えることと、地域に訪問看護を必要としている患者が増えることは相互関係にあり、ステーションの規模が大きくなります。

この規模と構築された教育支援体制をもって、私たちトータルケアは看護学生の実習を受け入れることができます。これもまた、理念にある未来の日本のための「看護のチカラ」の発揮であり、次世代育成という社会への貢献を可能にしているのです。

3.私たちトータルケアの看護師にとって、
学生に関わる機会はチャンスであると考えます。

訪問看護 トータルケア所沢 リカルド 実習と看護体験 イメージ

トータルケアの看護師は、全員に学生の実習同行が付く可能性があります。これは、学生指導の一端を担うことで、看護師自身が次世代教育に目を向け、その経験を積むことを目的としています。また、同行中の学生の発言から最新の在宅看護論を確認できたり、自分にはない新たな視点を得ることもあります。実習同行は、私たち現場の看護師にとって、看護学生から刺激を得られる重要な機会でもあるのです。

そして、私たちトータルケアの看護師一人ひとりもまた、地域で生活する一員なのだと知ってもらいたいと思います。一人ひとりの看護師の生活背景はまさに十人十色です。自分の生活があり、看護師としてトータルケアで訪問看護をしているのです。看護師のキャリアとして訪問看護は身近な選択肢の一つだと感じてもらえたら幸いです。

訪問看護 トータルケア所沢 リカルド 高校生の看護体験 イメージ

高校生の看護体験

5月12日は近代看護を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日です。この日は「看護の日」「国際看護師の日」と制定され、この日を含む一週間が「看護週間」となっています。日本看護協会や各都道府県の看護協会が主体となって、看護に関わる様々な催しが各地で開かれます。その一つが「ふれあい看護体験」です。

「ふれあい看護体験」は、一般の方に看護の仕事を体験いただく機会提供の場です。施設見学や看護体験などのプログラムを通じて、看護職を目指す中学生・高校生をはじめ、さまざまな世代の人に看護の魅力を伝えることを目的としています。

私たちトータルケアでは、看護師という職業に興味をもってくれた高校生を対象に訪問看護体験プログラムを提供しています。プログラムでは、実際に看護師が患者宅に訪問し看護ケアをする場面を見学してもらいます。医療・看護には、在宅医療・訪問看護という分野があることを知ってもらい、看護師が活躍する場所は病院だけでなく、地域にもあるのだと肌で感じてもらいたいと考えています。そして、看護は生活の中にある事、看護師自身もまた、地域で生活する身近なひとりなのだと知ってもらえたらと思います。

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