24時間365日、看護師のための相談ダイヤル
24時間365日、看護師の「困った!」「どうしよう!」「話し聞いて!」に応える看護相談ダイヤル
- ✔ いつでも相談できる
- ✔ 小さな違和感も見逃さない
- ✔ あなたの人生そのものも受け止める
地域を支えるということは、止まらないということ。
でも、それを実現するには「看護師が、私が、がんばらなくちゃいけないの?」
そう感じることはありませんか。
いいえ。トータルケアは、ひとりの頑張りに依存しません。
24時間365日。その体制を支えているのが、看護相談ダイヤルです。
小さな違和感。
判断に迷う瞬間。
夜中にふと湧いてくる不安。
看護師の“困った”の積み重ねは、いつの間にか大きな負荷につながってしまいます。
だからこそ、いつでも前向きに、楽しく看護を提供できるように。小さな「困った」も放置しない環境があります。
看護師が安心して働けなければ、地域は守れません。
看護師がいつでも自信をもって患者さんのもとへ向かえることが大切です。
そして、このダイヤルにはもうひとつの強い味方があります。
自分自身の悩みごと。
キャリアの相談。
子育て、育児、妊娠・出産、不妊、介護のこと。
人生にまつわることも、相談できる窓口があります。
なかなか、同僚や直属の上司に相談しずらいことってありますよね。
でも、話したい!吐き出したい!こんな思いがある!
看護師ひとりひとりが幸福度を上げてくためには、思いを受け止める環境が必要です。
抱えない、それが、成長の第一歩。
トータルケアでは、会話ベースのコミュニケーションを大切にしています。
自分を成長させたい!リーダーに挑戦したいという前向きなビジョンに対して、専門家からのコーチング・メンタリングも受けることもできます。
看護師の人生そのものを支えることが、地域を支えることにつながるのです。
だから私たちは、ワンチームで地域の患者さんを支えることができる。
訪問に行くのは一人でも、あなたは決してひとりではありません。
看護師からのこんな相談!(※個人が特定できないように、登場人物や場所、エピソードの一部に改編を加えています)
📞 時間に遅れてしまい怒られた編
看)今日、前の訪問が押してしまって予定時間より遅れてしまったんです。
そしたら本人も家族もすごく怒ってしまって…。
怒られて固まってしまって、何も伝えられなくて、とにかく「すみません」しか言えませんでした。
次回からは「14時ぴったりに必ず来てください」って言われてしまって…。どうしたらいいでしょう。
相)時間のことで立腹される患者さんは、実は少なくないんですよ。
ちなみに、遅れそうなときに事前に電話はしましたか?
看)…あ、してなかったです。
相)もし事前に連絡があったら、もしかしたら怒らなかったかもしれないですね。
遅れたことそのものというより、“連絡がなかったこと”に不安や不満を感じた可能性もあります。
看)たしかに…。
遅れそうって焦ることばかり考えていて、電話する余裕がなかったです。
相)それに気づけたのは大きいですね。
訪問看護は前のケアが長引いて遅れることもあります。だからこそ、事前の一言が大事なんです。
それと、「毎回14時ぴったり」は、医療を提供する立場として絶対の約束はできません。できない約束はしない。
「時間幅の中で伺えるよう努力します」と、誠実に伝えれば大丈夫ですよ。
相)もし今後、理不尽に強く怒鳴られるなど不安を感じたら、その場で相談ダイヤルに電話してくださいね。一人で抱えなくて大丈夫です。
看)次に何をしたらいいかわからなくて、本当に頭が真っ白になっていました。
でも話してみて、私が先にできることもあったんだなって気づけました。
すぐ振り返りできてよかったです。
📞 2人目不妊で、なかなか授からない。年齢的にもリミットがある。でもお金もかかる。仕事どうしよう編
看)わたし、二人目不妊でがんばっているのですがなかなか・・でも、年齢的にもリミットがあるから、今仕事をやめたりセーブしたりしたほうがいいのかどうしたらいいか悩んでいます。
相)今は、治療の日とかちゃんとお休み取れてますか?
看)はい!突然、病院から受診するようにと言われても理由を言わずにお休み取れるし、採卵のあとも休ませてもらっています。
相)それはよかった。そしたら、そのままその働き方でいいと感じるんだけど、何を気にしているの?
看)もしかしたら考えすぎかもしれませんが、仕事しすぎとか、ストレスとかそういうのが妊娠に影響したり、オンコールが妊娠しないことに繋がっていないかって心配になってしまって。
それに、急なお休みが続くとみんなに迷惑かなって。
だったらいっそのこと一度、00(00のページにリンク)の働き方にしたらいいのかなって。
相)うんうん、00になるってことは、今の働き方から受け取れる給与の半分くらいになるけど、経済的なところは心配ないかな?
看)え、試算するとどんくらいになりますか。(年収シミュレーターのリンク)
いまの給与からこんなに落ちるのかぁ、治療のお金もすごくかかるから、ちょっと厳しい。
相)いま、妊娠しないかもってことの不安に視点が落ちてしまっているけれど、考えなくてはならないのは、優先度じゃないかな。なにを優先したい?
少し選択肢を整理してみよう。
相)不妊に対する不安の解消をするために、時間捻出すること?その場合は、給与は下がりますね。
もうひとつ、そうは言っても今のまま働く。さて比較してみてどうでしょうか。
看)たしかに、今の働き方で休めないわけではないし、ここからパート型にして給与下がると今度は治療の費用にも影響するかも・・・。
それは困るな。
いま、しっかり治療も受けたいんです。
そしたら、やっぱり今の働き方って自分にはあっているかもしれない!
でも、急な休みがおおくてみんなに迷惑かなって気になって。
相)迷惑だって言われたの?
看)いえ、そんなこと言われたことありません。むしろ、みんな、応援してくれてるというか、話聞いてもらったりもしています。
相)みんな、あなたの事情をしっかり理解してくれている。
いま、急な休みを取ることに甘えてもいいのではないかな。
そして、こんどあなたの願いが叶ったときには、次の誰かのために、休んで大丈夫!と言ってあげられたらいいですよね。
看)なんか、頼るとか甘えるとかって悪いことのような気がしていました。
そんなことないですね。
頭で考えていることが、ごちゃごちゃしていましたがすごい整理できました!話してみるっていいですね。
📞 看護相談ダイヤル|訪問が終わった後、うまくいかずに看護師向いてないかもと泣いてしまった編
看)今日の訪問で、患者さんに強く言われてしまって…。
うまく対応できなくて、帰りの車の中で泣いてしまいました。
看護師なのに泣くなんて、向いてないのかなって思ってしまって…。
相)まず、今日一日、そのあとの訪問もよく頑張りましたね。患者さんは、どんな反応だったの?
看)「あなたは頼りない」「前の人のほうがよかった」って言われました。
頭が真っ白になって、何も返せなくて…。
ちゃんとしなきゃって思っていたのに、全然できませんでした。
相)そう言われると、すごく心に刺ささるよね。わたしもそうでしたよ。
そのとき、患者さんは体調や気持ちはどんな感じでしたか?
看)イライラしている感じでした。でも、だからって自分ができなかったのは変わらないなって。
相)訪問看護師が最初にぶつかる壁って、実はそこでね、「自分が否定された」と感じてしまうこと。
でもね、患者さんが出している感情は、必ずしも“看護師個人”に向いているわけじゃないんですよ。
看)…そうなんですか。
相)病気への不安、体のつらさ、思い通りにならない日々の患者さんの状態をアセスメントしてみてください。
きっと、すごくつらい日々を送っているよね。
相)その気持ちが、たまたま一番近くにいる看護師に向いてしまうこともあります。
だから、看護師としてやることは「受け止める」ことだけ。
怒っていることがうまくいかなかったことだって全部を自分の責任にしなくて大丈夫。
看)そうですよね。なんか、すごい否定された気持ちになりました。
でも、泣いてしまったのはやっぱりダメですよね。
相)泣いたのは、それだけ真剣に向き合っていた証拠ですよ。
誰でも最初は心が揺れるし、こうやって悲しかった、苦しかったと表出していることがすごく大事。
そして、今日の出来事をこうして振り返ろうとしていること。
看)たしかに…話してみたら、少し冷静に考えられてきました。
次は、もう少し落ち着いて患者さんの背景も見てみたいです。これが、看護のアセスメントですね!
相)その通り、看護過程を展開するときに、客観性が大事ですよね。
そして、もしまたつらくなったら、すぐ電話してね。相談ダイヤルは、そういうときのためにあるんですよ。
看)泣いたことばかり気にしていましたけど、少し前を向けそうです。
📞 看護相談ダイヤル|終末期の看取りのケアで苦しくなった編
看)今日、終末期の患者さんが家族の前で「もうダメなんだろ」って言ったんです。
医師からは予後1週間くらいと聞いています。
でもご家族はまだ受け入れられていなくて…。その空気がつらくて、何も言えなくなってしまいました。
相)その時になんて、何て答えましたか?
看)家族には、何も言えなくなって。固まってしまったんですね。
家族がかわいそうだなって思ったら自分でも何を言っているのかわからなくて。
相)“かわいそう”って、誰のことをそう感じたの?
看)患者さんももちろんつらいけど…。
朝起きたら亡くなっていた、という状況になるのが怖くなって、家族がそれを見たら
かわいそうだと思って…。
相)ご家族が「突然」を迎えてしまうことを心配したのですね。
ご家族は、自宅看取りに対して医師から説明を受けているの?それとも、まだ最期どうするのかははっきりしていない状態ですか?
看)はい、看取りについては同意しています。
でも、どう伝えていいかわからなくて。看取りのパンフレットも渡せませんでした。言葉につまってしまって…。
相)いま、そのパンフレットは持っていますか?
看)はい、持っています。
相)なら、もう一度戻って、まずそれを渡してきましょう!
言いずらいことを、言いずらそうに話すから伝わらない。
遠まわしな言い方をせずに、いま伝えなくてはならないことをきちんと伝えましょう。
相)「これから体に起きる変化が書いてあります。いまの時間は、とても大切な時間です。
医療者にできる治療はこの時期は多くありません。
いま一番の治療は、大切なご家族がそばにいることです。
手を握ること、声をかけること、それが何よりのケアです。」そのまま、伝えてみて。
看)…私、逃げていたのかも。
あの空気を悪いように捉えてしまっていました。
相)逃げたくなるのはわかる。でも、あなたは気づいて、こうして相談している。
それは、プロとして向き合おうとしている証拠だから自信をもって伝えていきましょう。
看)家族にとっても、本人にとっても、
いまがどれだけ大切な時間かを伝えないといけないですよね。
相)そうですね。看取りの場面で、医療者にできることは多くありません。
でも、“何もできない”わけではない。“正しく伝えること”が家族の後悔を減らす大切なケアです。
看)…やってみます。
もう一度戻って、きちんと伝えてきます。
相)いってらっしゃい!絶対、大丈夫だから。あなたは一人じゃない
これから訪問看護師を目指す看護師のみなさへ
看護師から寄せられる相談の内容は、本当にさまざまです。
ライフイベントの悩み、患者対応の葛藤、終末期の苦しさ、自分自身への迷い。
どの相談にも共通しているのは、
「もっと良い看護をしたい」という思いです。
看護の質とは何でしょうか。
それは技術や知識だけではありません。
まずは、自分自身を理解すること。
相手との関わりの中で、自分は何を感じたのか。何に傷つき、何に迷い、何を大切にしたいと思ったのか。
その“看護師としての思い”を、言葉にして外に出すこと。それが、成長の第一歩です。
ときに涙し、ときに怒り、ときに立ち止まる。
けれど、それを一人で抱え込まず、きちんと表現できる場所があること。
その積み重ねが、経験となり、やがて揺るがない自信へと変わっていきます。
トータルケアの看護師が優秀である理由は、特別な才能があるからではありません。
一人ひとりの良さを、お互いに認め合える場があるから。
支え合い、振り返り、言葉にし、また前に進む。その文化があるからです。
訪問に行くのは一人でも、あなたは決してひとりではありません。
看護相談ダイヤル なかの人 より。