入間向陽高校卒業
西埼玉中央病院附属看護専門学校卒業
西埼玉中央病院、ライフサポートクリニックを経て訪問看護ステーショントータルケアへ入社
2019年 全日本選手権優勝
2021年 ロシア国際大会準優勝
2021年 ロシア国際大会準優勝
2024年 プロデビュー戦勝利
2025年 OPBFランキング2位獲得
病院勤務の時、独居の高齢患者さんの退院調整をしました。
医療処置も多数必要であり、在宅は厳しいんじゃないかと思いました。患者さん、ご家族さん、ケアマネ、訪問看護師を中心にカンファレンスを繰り返して患者さんの希望通り自宅退院する事ができました。訪問看護師さんとは処置方法についてレクチャーさせていただいたり、在宅ならではのケアの方法を提案してもらったりしました。退院後訪問に行くと、患者さんは笑顔が多く生き生きしていました。「ありがとうね」と言われた事が忘れられません。
私は訪問看護について興味を持ちましたが、違う道に進む勇気が持てず総合病院で働き続けていました。しかし、総合病院で働いている時に出会ったボクシングに魅了され、本気でオリンピックを目指すために病院を辞めました。そして今はプロボクサーとして世界のベルトを取るために活動しています。
そんな中トータルケアと出会い、『自分で働く時間を決めることができる』事を知りました。これならボクシングも全力で取り組める。そして看護師としても新しく挑戦でき、またキャリアアップする事もできると感じ、訪問看護の世界に飛び込みました。
私の大きな決め手は『自分で働く時間を決められる』事です。
私はプロボクサーとして世界のベルトを目指して活動しているため、柔軟な働き方ができる事、そしてボクシングに対して全力で向き合える事が条件でした。トータルケアなら、ボクシングの時間もしっかり確保しながら、看護師としても働く事ができると思ったからです。また欲張りな私は看護師として更に成長したい気持ちがありました。トータルケアでは小児から高齢者、疾患も様々であり、医療処置も多く、幅広い分野で学べる事も決め手になりました。
ボクシングの練習も、看護師も目標を持ってやりがいを感じながら働けています。日々充実しています。
実際に試合がある時は、働く日を調整する事で試合前に強化合宿をし、減量に取り組み、ベストな状態で試合に挑む事ができました。そしてKO勝ちしました!妥協せずボクシングに取り組むことができ、まさに私が理想とする働き方でした。
訪問看護は初めてで不安がありましたが、オリエンテーション、先輩看護師のシャドーウィング、次は先輩と一緒に訪問したりと教育制度が確立しており、安心して独り立ちまでサポートしてもらいました。独り立ち後も、先輩に聞ける環境もあり、またタイムリーで質問できる仕組みもあるため、1人で訪問に行っていてもチームでサポートしてくれているような安心感を感じながら、訪問看護ができています。
小児看護は全くやってこなかったので、小児看護を取得したいです。
そして看護師プロボクサーとしてトータルケアで働きながらボクサーとして世界チャンピオンになります!スクラブを着て、チャンピオンベルトを持って写真が撮りたいです!
私は消化器外科で働いていました。ストーマ造設する患者さんはたくさんいました。自宅に退院する際、ストーマケアを自立させないと家に帰れない印象がありましたが、トータルケアで働いてストーマケアができなくても、社会サービスを調整する事で在宅で過ごせることを知りました。
病院勤務で在宅を知らなかった私は『1人でできる』あるいは『家族の協力でできる』の2つの選択肢しかなかったです。ストーマケアもそうですが、持続的な点滴が必要だったり、終末期で全介助が必要な状態でも”家で過ごしたい”この気持ちに寄り添える手段がある事を知りました。
看護師は人のために自分を犠牲にして働く必要はないと私は考えます。
まずは自分自身を満たしてあげないと、患者さんに良い看護を提供する事は難しいと思います。自分の時間も確保しつつ、看護師もできる。そんな環境がここにあります。そして、”家で過ごしたい”。患者さんの気持ちに寄り添う看護がトータルケアではできます。素敵な看護師さんと一緒に働けることを楽しみにしています!


