暮らしの場で療養生活を送る患者でも、休日や深夜早朝に体調に変化がないとは限りません。曜日や時間に関係なく何かがあったときにいつでも看てほしい、というニーズがあります。
病院でのナースコールが24時間365日対応しているように、私たちトータルケアも24時間365日ナースコールを受けています。
また、早朝深夜の定期訪問も実施しています。実際に、全体の定期訪問の約１割が早朝深夜の時間帯です。病院ではモーニングケアやイブニングケアがあるのに、在宅ではそれがなくなるということの無いよう、患者の希望に合わせて必要なケアを必要な時間に行います。
ナースコールはコールセンター専門スタッフが24時間電話で対応しています。訪問に行く看護師はナースコールによりケアを中断され事はありません。看護師が患者に向き合い、ケアに集中できることを最優先とした仕組みが構築されています。
私たちトータルケアは、看護師のみで構成されるジェネラリスト集団です。
トータルケアに在籍する全ての看護師が、在宅医療を支えるためのケアを身に付けています。
そのため、どのような状態にある患者でも、どのような療養環境であっても、全て受け入れることができるのです。私たちトータルケアの教育システムがそれを可能にしています。
人生の段階によっては、より専門的な知識とケア技術を要する時期があります。
トータルケアには、日本看護協会が認定する専門看護師（がん看護専門看護師）、助産師、小児科看護に高い専門性を有する看護師が所属しています。
各分野のスペシャリストは、看護師の教育と訪問時の支援を行うアドバイザーナースの役割を担っています。実際に患者のもとへ行くと出てくる疑問や様々な困りごとを解決し、看護師が自身をもって訪問に行くことができるようサポートしています。
どんなに小さなことでもかまいません。アドバイザーナースに相談できる事で、どの看護師が訪問に伺っても、均一な質の看護ケアを提供できる体制を整えています。
