時間に遅れてしまい怒られた編
遅れたことより、“連絡がなかったこと”。
前の訪問が押して遅刻。怒られて頭が真っ白になった看護師が、自分に先にできたことに気づくまで。
※個人が特定できないように、登場人物や場所、エピソードの一部に改編を加えています。「看」は相談した看護師、「相」は相談ダイヤルの相談員です。
看護師からのこんな相談!
24時間365日、看護師のための相談ダイヤル
看)今日、前の訪問が押してしまって予定時間より遅れてしまったんです。そしたら本人も家族もすごく怒ってしまって…。怒られて固まってしまって、何も伝えられなくて、とにかく「すみません」しか言えませんでした。次回からは「14時ぴったりに必ず来てください」って言われてしまって…。どうしたらいいでしょう。
相)時間のことで立腹される患者さんは、実は少なくないんですよ。ちなみに、遅れそうなときに事前に電話はしましたか?
看)…あ、してなかったです。
相)もし事前に連絡があったら、もしかしたら怒らなかったかもしれないですね。遅れたことそのものというより、“連絡がなかったこと”に不安や不満を感じた可能性もあります。
看)たしかに…。遅れそうって焦ることばかり考えていて、電話する余裕がなかったです。
相)それに気づけたのは大きいですね。訪問看護は前のケアが長引いて遅れることもあります。だからこそ、事前の一言が大事なんです。それと、「毎回14時ぴったり」は、医療を提供する立場として絶対の約束はできません。できない約束はしない。「時間幅の中で伺えるよう努力します」と、誠実に伝えれば大丈夫ですよ。
相)もし今後、理不尽に強く怒鳴られるなど不安を感じたら、その場で相談ダイヤルに電話してくださいね。一人で抱えなくて大丈夫です。
看)次に何をしたらいいかわからなくて、本当に頭が真っ白になっていました。でも話してみて、私が先にできることもあったんだなって気づけました。すぐ振り返りできてよかったです。
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