看護もサロンも、自分にできることを。

「本当は私、何をしたい?」自分の心の声を聞く。

トータルケア入間ジョンソンタウンの管理者。訪問看護師として働きながら、2024年によもぎ蒸しとアロマのリラクゼーションサロンを開きました。自衛官から介護職、そして看護師へ。二つの仕事を選んだ歩みを、インタビューをもとにまとめました。

トータルケア入間ジョンソンタウンの前で笑顔の貫田昌香

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名前
貫田 昌香(Atsuka Nukita)
プロフィール
自衛官(11年)、介護職を経て看護師に。病院勤務ののち、お子さんと過ごす時間をつくるためにトータルケアへ。2024年、リラクゼーションサロン「月の女神」(よもぎ蒸し・アロマ・リンパケア)を開業。

インタビュー

看護師×サロンオーナー/トータルケア入間ジョンソンタウン

自衛官から介護職、そして看護師へ

11年勤めた自衛官を退職し、興味のあった介護の仕事へ。病院で患者さんやご家族と関わるうちに「もっと患者さんのためにできることがあるのでは」と感じ、できることの幅を広げるために看護師を目指しました。

看護学校の在学中に第3子を妊娠。夫は単身赴任で、実家も遠く、2人の子どもを育てながらの妊娠期間でした。1年休学して出産し、復学。「看護師になると言った以上、やるしかない」。友人や周囲の人に助けられながら実習を乗り越え、国家試験に合格しました。

病気だけでなく、その人の暮らしを見る

訪問看護を始めたきっかけは、お子さんと一緒に過ごせる時間をつくりたかったこと。病院を退職し、時間の融通が利く働き方を探すなかでトータルケアに出会いました。

大切にしているのは、病気だけを見るのではなく、その人らしさを暮らしの中から汲み取ること。印象に残っているのは、一人暮らしで、気持ちが沈み、食事も十分にとれていなかった患者さんです。薬の準備や入浴の手伝いをしながら、話を聞くことを続けました。医療的な処置はほとんどありません。それでも1年以上かけて表情が変わり、食事がとれるようになり、訪問すると玄関まで迎えに来てくれるようになりました。やがて、訪問看護を卒業できるほど元気に。「私でも役に立てる」と実感した出来事でした。

自分のことを「看護師らしくない看護師」と話します。高度な医療処置の現場を多く経験してきたわけではないから、できないことに無理に背伸びはしない。その代わり、患者さんの話を聞き、普段の暮らしに目を向け、その人に必要なことを考える。それが貫田の看護です。

産後の不調で出会ったアロマから、「月の女神」へ

原点は23歳のころ。第1子を出産したあと、動悸や立ちくらみ、不安感に悩んだ時期に、近所のお店でアロマに出会いました。香りやマッサージで心も体も軽くなり、少しずつ回復していった経験が、ずっと心に残っていました。

看護師になってからは、友人の誘いをきっかけにメディカルアロマを学び始め、夜勤明けや休みの日を使って約1年で民間資格を取得。さらに、よもぎ蒸しとの出会いで「いつか自分の店を持ちたい」という思いが膨らみます。構想は10年以上。コロナ禍もあってなかなか進みませんでしたが、物件との出会いを機に「やるなら今だ」と一歩を踏み出し、2024年、リラクゼーションサロン「月の女神」が形になりました。

サロン「月の女神」の施術室で、施術着姿の貫田昌香
サロン「月の女神」。その日の体調や悩みに合わせて、一人ひとりに合った施術を組み立てます。

店名には、「女神」に女性を、「月」に女性の心と身体の変化を重ねました。自身も若いころに心身の不調に悩んだからこそ、女性がゆっくり癒される場所にしたい。よもぎ蒸し、アロマオイル、リンパケア。1から10まで同じ施術をするのではなく、その日のお客さんに必要なものを考えて提供しています。

看護もサロンも続けられる、トータルケアの働き方

サロンを開いてみると、新しい悩みも出てきました。訪問看護と両立していたため、サロンを開けられる日が限られていたのです。「営業日を増やしたほうがいい」という知人の助言を受け、働き方を見直しました。

訪問看護をフルタイムから時短型へ。平日はサロンを開け、訪問看護は土日を中心に勤務する形に変えました。収入が減る心配はありましたが、「やってみるか」と踏み切ります。その決断を後押ししたのが、トータルケアの柔軟な働き方でした。サロンのことを相談すると、事務長から「平日でもサロンの予約が入っていない時間は、訪問看護の仕事をしていいですよ」と声をかけられ、職場と相談しながらサロンの営業時間を少しずつ増やしていきました。

サロンの時間が増えた今も、看護の仕事はこれからも続けます。患者さんの力になれること、患者さんの笑顔を見られることが、看護の仕事に感じている喜びだからです。

「よもぎ蒸し」ののぼりが立つサロンの入口に立つ貫田昌香
平日はサロン、訪問看護は土日を中心に。予約のない時間は訪問看護へ。

看護もサロンも、「寄り添う」ことは同じ

仕事の内容は違っても、貫田のなかで基本は一緒です。患者さんやお客さんが笑顔になると、自分も癒される。訪問看護では、病気だけでなく暮らしや気持ちに目を向けてきました。サロンでも、目の前のお客さんの様子を見て、話を聞き、その人に合った香りや施術を考えます。目の前の人を見ながら、背伸びをせずに自分にできることをする。二つの仕事への向き合い方は同じです。

「本当は私、何をしたい?」

これから先は、いつかサロンを主軸にする道も考えつつ、看護の仕事は続けていきたいと話します。自衛官から介護、看護師、訪問看護、そしてサロンのオーナーへ。そのときの自分の思いと状況に合わせて道を選んできました。

だからこそ、同じように仕事や家庭に向き合う人にも、自分の気持ちに目を向けてほしい。家庭のため、人のためだけでなく、自分のために生きる時間を少しでも増やしてほしい。人生は一度きり。自分の本音と向き合って、やりたいことを少しでもやってみる。それが、自分らしく生きることのひとつだと考えています。

「本当は私、何をしたい?」自分に問いかけてみてください。

サロン「月の女神」の公式サイト: moonvenus.jp(外部サイト)

看護のほかにも、やってみたいことがあるあなたへ

働き方は、あなたが決められます。看護のほかにやりたいことがあっても、あきらめなくていい。気になることは、カジュアル面談で何でもご質問ください。履歴書は不要。対面・WEB・電話・LINEから選べます。