挑戦の先に広がった、私の看護の世界
初めての訪問看護から、ステーションリーダーへ。
出産と育児を機に働き方を見つめ直し、初めての訪問看護に飛び込んだステーションリーダー。不安から始まった挑戦が、看護師としての深い学びと成長につながるまでの手記です。
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訪問看護未経験・ペーパードライバーから、看護師を支える側になるまで。この手記の続きを、本人の言葉で話す特別回です。基本はオンライン開催。お申し込みのときに、ご都合のよい日時を3つまでお知らせください。
- 名前
- Maho Shigeta
- プロフィール
- 病棟看護師から、出産と育児を機に初めての訪問看護へ。入職から1年でステーションリーダーに挑戦。現在はスーパーバイザー看護師として、全国の看護師の育成に関わる。
手記
看護師/ステーションリーダー
出産・育児を機に、初めての訪問看護へ
私はトータルケアに入職し、初めて訪問看護を経験しました。漠然とこのまま病棟看護師を続けていくのだと考えていましたが、出産と育児を機にこれまでのような働き方ができず、悩んだ末訪問看護師として働くことにしました。訪問看護はもちろんのこと、運転も未経験だったので入職まで不安で悪夢を何度も見たことを覚えています。
しかし、新しいことに挑戦することへのワクワクもありました。研修を進めていく中で、患者さんの“自宅”という療養環境に足を踏み入れることは、これまで見てきたものとは異なる景色が広がっていました。患者さんには歴史があり、大切にしている価値観があり、それを支える家族がいる。その人を取り巻く環境に入らせて頂くことで、患者さん自身が織りなす色をより鮮やかに感じることができるようになりました。そのような経験は、やりがいや楽しさという言葉を超え、看護師として深い学びや成長につながっています。
「その人を取り巻く環境に入らせて頂くことで、患者さん自身が織りなす色をより鮮やかに感じることができる」
ステーションリーダーという挑戦
入職して1年を迎えようとしていた頃、ステーションリーダーの声がかかりました。当初は自分に自信がなく、これから起こることを想定しては不安になり、何度か断りました。ただ、「ここでしっかりとチャンスを掴んでみてはいかがですか?」との言葉に、「やってみよう!」と思い、挑戦してみることにしました。
当初の不安をよそに管理者として、あまり重圧は感じず伸び伸びと勤務をしています。ステーションメンバーが初めて新規契約をした時、初めて患者さんを看取った時、ご家族や本人から感謝されている様子を見た時は、心から喜びでいっぱいになります。そんなステーションメンバーの一人一人が、それぞれが持つ看護のチカラを最大限に発揮し、楽しく幸せに満ちた働き方を実現していくことがステーションを作る上での私自身の大きな目標となっています。
繁田からのメッセージ
こんなに良いものを日本全国に届けないと、もったいない
トータルケアで働く意味
先日こんなことを聞かれました。
「繁田さんがトータルケアで働く意味や動機って何ですか?」
私はこのように答えました。
「トータルケアの看護や仕組み、働き方を日本全国に届けて、日本の医療だけでなく日本の社会、そして未来をより良いものに変えていきたい。」
そして私がトータルケアで働く動機は、こんなに良いものを日本全国に届けないと、もったいない!!です。そんな思いで日々走り続けています。
トータルケアの扉を叩いた日
私がトータルケアの扉を叩いたのは、病棟勤務と家庭との両立に悩んでいた時でした。元気いっぱいの子供たちを育てながら、急性期病院で夜勤をやりながら働く。自分が望んでいたことだったのに、それがいつのまにか重荷となっていました。
そんな中、近所にトータルケアの訪問看護ステーションがオープンすることを知り、訪問看護未経験、かつペーパードライバーの状態で、勇気を出して応募し、入職することになりました。
当初の心配をよそに、訪問看護は思った以上にやりがいのある仕事でした。
患者さんが長年住み慣れた家で、人生の最後を迎える時、家族に囲まれながら暖かい涙や笑顔とともに、尊い人生の閉幕に立ち合わせていただく。人生の大先輩である患者さんから、訪問時の会話を通して、生きる上での智恵やアドバイスを享受する。子育ての悩みや、医ケア児を支える社会のあり方をお母さん達と一緒に考える。様々な人生のストーリーにゆっくりと伴走しながら、自身の看護を深めていく。
そのような毎日は、母として看護師として、とても充実したものでした。
支えてくれた、看護相談ダイヤル
そんな日々の中で私を支えてくれたのは、トータルケアの看護相談ダイヤルです。文字通り24時間365日、幾度となく仕事のことから家庭のことまで、たくさん相談をしてきました。
看護相談が私に与えてくれた一番のギフトは、「受容」でした。稚拙な質問も、インシデントの報告も、不満ばかりでかっこ悪い姿も、ありのままを受け止めてもらえたことが、私の成長の第一歩でした。そこから、看護に対する振り返りや助言を経て、自分自身を見つめ直し、成長する機会を得ることができました。
育成という仕事
私は今、トータルケアで育成に関わる仕事をしています。誰かを育成するということは、「仕事ができる人」を育てることではありません。看護師一人ひとりが必ず持っている、キラリと輝く部分を見い出し、それを最大限に伸ばして、その人の人生をより豊かにすることだと考えています。
時にはその人の10年後、20年後の姿を想像しながら、時間をかけて向き合うことがあります。育成を通して、自分自身の弱さや不甲斐なさを知り、挫折を感じることもあります。
それでも看護相談ダイヤルを通して、私の人生にとことん向き合ってもらえたように、そしてそこからたくさんの成長や幸せを得ることができたように、トータルケアの看護師一人ひとりに育成という関わりを通して、幸せを届けられたらと思っています。
いちばん幸せだと感じる瞬間
今、仕事をする上で一番幸せだと感じる瞬間は、育成に関わった看護師の成長を感じた時です。「地域の役に立てました!」「トータルケアの理念を届けられました!」「患者さんとの素敵なご縁につながりました!」日々、全国で活躍する看護師から、こんな嬉しいニュースが届きます。そのメッセージから、看護師の成長を感じ、心から幸せを感じています。
そしてその一人ひとりの成長が、看護を通して、全国で待つ患者さんの笑顔へとつながり、より良い日本の未来につながると信じて、
私はこれからもずっと走り続けたいと思っています。
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